女性看護師

tmsを使った治療を受けて頭痛の治療をしてみましょう

磁力を使った治療

下を向く女の人

tmsは「Transcranial magnetic stimulation」の略で、経頭蓋磁気刺激法と日本語では呼ばれています。このtmsの最大の特徴である磁場を発生させるのは電磁石です。この電磁石により生じた磁場の変化がファラデーの電磁誘導の法則に従って体内組織に微弱な電流を生じさせ、主に脳のニューロンに刺激を与えることで興奮させることが出来ます。脳内には膨大な量のニューロンが張り巡らされており、これにより脳内で様々な信号の伝達が行われていますがそれらが万一、血管の異常な拡張や炎症により麻痺したり損傷したりして炎症をおこすと痛みが発生します。これが頭痛のメカニズムです。そこでニューロンに注目しました。これらの箇所に磁場や電流を当てると本来活動していない部分が活動し始めたり、あるいは異常な活動をしていた部分が鎮められたりすることにより痛みを和らげることができるようになるのです。tmsが安全なのは特に薬物を使うことなく脳内組織の活性化や沈静化が必要なところにあります。特に脳というのはデリケートな臓器ですからその扱いも慎重に行わなければいけません。それが頭の外からの磁場だけで済むのですからtmsの凄さがおわかりいただけると思います。

磁気の力により脳を活性化させるtmsは、頭痛以外の治療法として用いられることも多々あるようで失語症、空間認識に関連した障害にも効果があると言われています。最近知られているのはパーキンソン病で、これは脳の活動を刺激することでパーキンソン病に見られる各種の症状の緩和が期待できるとされています。総合失調性感情障害では幻聴が確認されることもあるのですが、tmsにより治療を受けるとその症状の緩和もしくは完治が期待できると言われており、現在確認と研究が進められています。このように多種多様な病気に対して効果が期待できることもtmsが注目をあつめる理由となっています。このように多種多様な病気に対して効果が期待できることもtmsが注目をあつめる理由となっています。

tmsの効果があるとされている疾患には更に高度なものもあります。例えば脊髄損傷や多発性硬化症があり、これらの病気では運動障害などが発生することも多く、特に脳の電流が大きく関与していると言われています。tmsのように脳内の電流に作用するものではこうした病気に優位な電流を生み出すことも出来るため、リハビリ用途などで活躍しているようです。