女性看護師

tmsを使った治療を受けて頭痛の治療をしてみましょう

治療の方法

カウンセリング

tms(経頭蓋磁気刺激療法)は、まず診察や検査から始まります。今の症状がtmsによる治療に適しているかなどを判断するとともに、脳内部にtmsの時に障害になる金属が埋め込まれていないかなども聞き取りをしたり、事前に検査してみたりすることで判明させておきます。これはtmsによる治療の際、脳内部の金属が加熱して問題になる場合があるからです。それらの診察が完了したら専門の医師が治療方針の決定などを行い、患者さんご本人への説明を行うのが一般的な治療前の手順です。

基本的にtmsの治療については入院して集中的に治療を受ける例が多いようです。特に脳梗塞の後のリハビリにtmsを利用する場合が一般的で1ヶ月程度は続けられます。この間tmsを受けるだけではなく治療後の経過観察などの期間も含まれています。tmsは比較的危険性の少ない治療法でもありますが、中枢神経に作用する性質上慎重には慎重を期すという事でもあります。特にてんかん発作を起こす恐れがある方は事前の診察などにより判明していれば十分に注意を行うことが必要になるので、その点も入院治療が適している理由です。

脳梗塞後のリハビリや偏頭痛など目に見える症状に対しての治療方法として有力なtmsですが、患者の精神状態に強く作用する疾患、特に鬱病の治療方法としても現在は広く用いられています。そもそも鬱病というのは、体内の神経伝達物質であるセロトニンなどの分泌バランスが崩れることにより発生しているという説や神経損傷、心理的な外傷(PTSD)などの影響であると言えるでしょう。特にこの神経伝達物質のバランスの崩れや心理的外傷についてtmsは効果を発揮すると言われています。人間の思考には脳内の神経伝達物質や微弱な脳波が関係しているわけですが、適切なtmsの治療であれば、こうしたものに作用して正常な人と同じような脳の活動状況に戻すことが出来る可能性があるからです。tmsでは人の脳の前頭葉に作用するように施術を行いますがそもそも前頭葉に問題が生じると精神的な働き、特に感情表現や会話の能力に影響が出ることが多いと言われており、これがうつをはじめとする精神疾患で顕著です。つまりtmsを用いることでこれらの部位への刺激を行うことが出来るため、直接的に脳の働きを元通りにすることが出来ると言うわけです。全ての事例に置いてtmsが有効であるわけではなく鬱病のタイプ別や原因別、そして患者自身の適性がtmsによる治療の良し悪しを決めているようです。もしtmsのみで不足するようなら投薬治療などを併用することで高い効果を得られる場合もあり、その際は投薬量を減らすことも期待できるかもしれません。